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宮本氏“最後のフラット3” かつての代表が集結し引退試合

[ 2012年7月16日 20:42 ]

引退試合を終え、長男の恒凛君と観客の声援に応えるサッカーの元日本代表主将、宮本恒靖氏

 昨季限りで現役を退いたサッカーの元日本代表主将、宮本恒靖氏(35)の引退試合が16日、ホームズスタジアム神戸で1万5千人を超えるファンを集めて行われ、抜群の人気と実力を誇ったDFの最後のピッチを、中田英寿氏ら豪華メンバーが彩った。

 宮本氏は2002年日韓ワールドカップ(W杯)代表が主体のチームで、中田浩二(鹿島)らと「フラット3」を形成。接触プレーで倒れ込み場内を騒然とさせた後、W杯で話題を呼んだフェースガードを装着する一幕もあった。所属したG大阪の05年J1優勝メンバーや、神戸の一員としてもプレー。観衆に促されて果敢に攻め上がったが、シュートはことごとく決まらず苦笑いだった。

 9月にはヨーロッパに渡り、国際サッカー連盟が運営する「FIFAマスター」で学ぶ。「これからも真摯にサッカーに向き合いたい。サッカーは日本でもっと大きな存在になれる。僕は僕で、これから経験して、サッカー界の発展に貢献したい」と語った。

 ▼中田浩二(鹿島)の話 (フラット3を組んで)そこまで完璧じゃなかったけれど。思い出しながらやっていた。ツネさんの人柄が出た試合。参加できてよかった。

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