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G大阪、レアンドロ 3年ぶり“再デビュー弾”

[ 2012年7月16日 06:00 ]

G大阪で実戦復帰したレアンドロ(左)

練習試合 G大阪3―0桃山学院大

(7月15日)
 今夏3年ぶりに復帰したG大阪FWレアンドロ(27)が15日、桃山学院大との練習試合(35分×2)で“再デビュー”を果たした。後半開始から出場し、早速1得点。勝ち点13で17位に低迷するクラブの救世主として期待が膨らんだ。

 「暑くて疲れたけど得点を取れてラッキーだったよ」。約2カ月ぶりの実戦でコンディションは100%ではないが、09年に公式戦29戦22発の嗅覚に衰えはなかった。絶妙な位置取りでシュートのこぼれ球に反応。右足で押し込んだ。松波監督も「もう少し(連係を)合わせていかなければ」と話しつつも「あの得点力は相手の脅威。スピードもあるし(ボールが)収まる。周囲も生きる相乗効果がある。こういう状況なんでスタートから爆発してもらわないと」と目を細める。

 今後は従来の2トップに加え、FW佐藤とFWパウリーニョを組み合わせた1トップ+2シャドーのシステムも試していく意向だ。選手登録が20日からのため、出場は25日のナビスコ杯・柏戦。クラブが揺らいでいる中、レアンドロの上々発進は明るい材料だ。

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2012年7月16日のニュース