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丸山 リハビリ中に交流、心臓病少年からパワー充電

[ 2012年7月15日 06:00 ]

ロンドン五輪へむけ国内合宿を終えた丸山は自慢のネイルを披露する

なでしこ国内合宿最終日

(7月14日)
 FW丸山が渡欧前にパワーを充電した。合宿を打ち上げ「疲れました」と第一声を上げたものの表情は晴れやか。実は前日13日に年下の友人が激励のため宿舎を訪れていた。

 「きのう、空が会いに来てくれたの。もう会えないかと思ってたんだけど、ロンドンに行く前に会えて良かったあ」と振り返ったのは、昨年9月の右膝手術後に知人を介して知り合った加藤空くん(10)のこと。先天性の心臓病を抱えている空くんは、五輪が開幕する7月下旬に手術を控えている。リハビリ中に交流を深め、癒やしてもらった丸山は「絶対いい報告をしたいですよね」と今度は自分の活躍を糧にしてもらうつもりだ。

 初戦のカナダ戦まであと10日。この日は練習試合に出場したが、「欧米対策のフィジカルやパワーにはだいぶ慣れた。でもまだパスで終わっているからシュートを打たないと」とフィニッシュを決めるという課題は残った。空くんへ復活ゴールを届けるためにもう一踏ん張りする。

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