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徳永&権田 痛恨の失点…FC東京、4戦連続完封なし

[ 2012年7月15日 06:00 ]

<鳥栖・FC東京>鳥栖に敗れ肩を落とすFC東京・権田

J1第18節 FC東京0―1鳥栖

(7月14日 ベアスタ)
 FC東京が誇る五輪代表コンビにとって、勝って気持ちよくロンドンへ――という青写真は崩れた。0―0の後半42分。相手FKキックから、最後はトジンにヘッド弾を決められた。守護神の権田は「止めないといけない。負けたし、気分良くは(五輪に)行けないですね」と本音を漏らした。

 関塚ジャパンでもFC東京でも絶対的な守護神。だが、クラブでは4戦連続で完封がなく「そこは考えないと。個人としても反省したい」と自戒する。五輪代表のニュージーランド戦(11日)でも終盤に失点を喫したばかり。「引きずるわけにはいかない。相手より集中して、ボールに執着するしかない」と気持ちを切り替えた。

 関塚ジャパンでは左サイドバック(SB)を務めたオーバーエージ枠の徳永は、右SBとして攻守に躍動。鳥栖が得意とするカウンター攻撃にはスタートポジションを低くして対応するなど、あらためて万能ぶりを見せた。五輪コンビは16日に英国入りする。「厳しい戦いが待っているので、切り替えてやっていきたい」と徳永。この悔しさはロンドンの地で晴らす。

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