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珍しい「男女合同」トレーニング、過去には伊調馨らも…

[ 2012年7月5日 06:00 ]

鮫島 長友に弟子入り

 五輪で実施される26競技の代表選手クラスが男女合同で練習するケースは非常に少ない。特に格闘技は力差が大きく、女子選手に練習パートナーとして男子選手がつく場合はあるが、その男子選手は大学生や高校生が大半。ただし、女子レスリングの伊調馨(ALSOK)は09年以降、男子の全日本強化合宿に参加し技術を磨いているまれな例もある。

 競泳、陸上やアーチェリー、射撃などは同じ場所で男女が合宿を行うケースが多いが、同一メニューをこなすことは少ない。卓球やバドミントン、テニスのように混合ダブルスが行われる競技はコンビネーションを合わせるためにペアで練習することはあるが、比較的短時間だけ。また、05年に行われた卓球の世界選手権個人戦では、福原愛(ANA)のカットマン対策として松下浩二氏が練習パートナーを務めたことがあった。

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2012年7月5日のニュース