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C大阪“出世番号”だ!香川 マンU背番「26」に決定

[ 2012年7月5日 06:00 ]

C大阪時代に飛躍を果たした26番をマンUでも着けることになった香川

 “出世番号”でプレミアリーグ挑戦1年目から活躍だ。ドルトムントからイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍した日本代表MF香川真司(23)の背番号が「26」に決定した。クラブが3日に発表したもので、香川にとってC大阪時代の07~08年につけた思い入れのある番号。またプレシーズン最終戦として、8月11日に敵地でU―23日本代表DF酒井宏樹(22)が所属するドイツ1部ハノーバーと対戦することも決まった。

 マンチェスターUで香川が初めて袖を通す赤いユニホームの背番号が決定した。本人は先月22日に契約した際に「思い入れのある番号」をいくつかクラブ側にリクエストしたことを明かしており、C大阪1年目の「29」、同2、3年目の「26」、ドルトムントでつけた「23」などの候補から、空き番号となっていた「26」に決まった。また、「自分は入ったばかり(なので)」と辞退したエース背番の「7」は、マンU4季目のエクアドル代表MFバレンシアがつけることになった。

 香川にとって「26」は験のいい番号だ。当時J2だったC大阪でプロ2年目の07年から2年間着用したが、その間にプロデビューから日本代表まで一気に上り詰めた。07年にプロ初出場、初得点して定位置を獲得すると、翌08年には飛び級で北京五輪に出場。さらにA代表に初選出、国際Aマッチ初得点をマークするまで飛躍。その“出世番号”を背負って、プレミアリーグ1年目から同様のブレークを目指す。

 また、背番号とともにクラブがこの日発表したプレシーズン日程で、ドイツに“凱旋”することが決定した。7月中旬から南アフリカ、中国、ノルウェー、スウェーデンと続く遠征の締めくくりとして、8月11日に敵地でハノーバーと対戦。ロンドン五輪での日本の結果次第では、今季からブンデスリーガでプレーする酒井宏との日本代表対決が実現する可能性もある。直後に迫った同18日のリーグ開幕戦(対エバートン)での定位置確保に向けて、最後のアピールをするためにも重要な一戦となる。

 国内でオフを過ごしている香川は、近日中に渡英してチームに合流する予定。現地で行われる入団会見で“赤い26番”を正式にお披露目することになる。

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