風間兄“父子鷹初陣”名刺代わり弾!弟もトップ下で存在感

[ 2012年7月2日 06:00 ]

明大との練習試合に出場した川崎Fの風間監督の長男・宏希(左)と次男・宏矢

練習試合 川崎F1-1明大

(7月1日 麻生)
 川崎Fは1日、風間八宏監督(50)の長男で昨季ドイツ4部コブレンツに所属した宏希(こうき=21)と、次男で同3部オスナブリュックに所属した宏矢(こうや=19)の入団を発表した。契約期間はともに14年1月31日までの1年半。2人はこの日、川崎Fの一員となって初めての練習試合(対明大)に先発。0―1の後半24分に宏希が同点弾を決めるなど、兄弟そろって存在感を示した。

 名刺代わりの一発だった。後半24分、左クロスからゴール前の混戦となりボールがこぼれる。詰めたのは宏希だ。ペナルティーエリア外から放った左足シュートはゴール左へと吸い込まれた。「点を決めることは大切。でもきょう(1日)はそれだけ。もっと内容にこだわりたい」と“父子鷹初陣”を白星で飾れず謙虚に話したものの、シュートの精度の高さを披露した。宏矢はトップ下でプレー。後半途中に左足打撲で交代するまで献身的な動きで存在感を見せた。

 風間監督は2人について「息子として見ていない。一選手として他の選手と同様に期待している」と話した。試合中は「宏希、前を向け!!」と大声で指示を飛ばすなど、普段と変わらぬ指揮官ぶり。ピッチに入れば血縁は関係ない。その思いの表れだった。

 兄弟も同じ思いを共有する。宏希は「父ではなく監督として見ている。小学生の頃から(事あるごとに)親の名前を言われてきたので、気にしていない」とキッパリ。宏矢も「プレー中に父を意識することはない」と同調する。父がいるからではなく、川崎Fのサッカーに魅力を感じたからこその入団を強調した。

 まず目指すのは公式戦出場だ。選手登録期間の関係でデビューは早くても28日のホーム大宮戦。「(28日の)試合に絡む力はある」と庄子GMの期待も高い。同じボランチの日本代表MF中村を“お手本”にしている宏希は「1カ月練習参加して、やれないとは思っていない」と自信を見せる。宏矢は「少しでも多くの試合に出たい」と目標を掲げた。貪欲に吸収し、成長し、4週間後の等々力のピッチを目指す。

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