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権田 屈辱の3失点 「唯一の収穫は慌てているのが自分でも分かったこと」

[ 2012年7月1日 07:18 ]

<磐田・FC東京>磐田に敗れガックリのFC東京・権田(左)

J1第16節 FC東京1-3磐田

(6月30日 ヤマハ)
 U―23日本代表の守護神が一歩も動けなかった。屈辱的な3失点に、FC東京の権田は完敗を認めるしかなかった。

 「何が悔しいかって3点とも反応できなかったこと。ボールに対してチャレンジできなかった。その状況をつくってしまったことを反省しなければ…」

 特に2失点目は、相手DF宮崎のクロス気味のシュートで、GKとしては痛恨のニアサイドをぶち抜かれた。米本、徳永とロンドン五輪予備登録メンバーを3人も擁しながら、前半6分の失点でチーム全体が浮足立ってしまった。守護神も、その流れにあらがうことはできなかった。

 「唯一の収穫は試合の中で、慌てているのが自分でも分かったということ。最悪の最悪の最悪の中でのことですけど」と権田は言った。ロンドン五輪までのリーグ戦は7日のG大阪戦を残すのみ。屈辱的な敗戦も、今後の糧にするしかない。

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2012年7月1日のニュース