×

ヘッドだPKだ!鹿島・大迫、カップ戦に抜群の強さ

[ 2012年6月28日 06:00 ]

<鹿島・清水>試合終了間際に決勝のPKを決める大迫

ナビスコ杯・予選リーググループB 鹿島2―1清水

(6月27日 カシマ)
 五輪予備登録メンバーの鹿島のFW大迫が2得点の活躍を見せた。後半30分に右CKに頭を合わせると、後半45分にはJ2栃木に期限付き移籍することが決まった佐々木が得たPKで決勝弾を決めた。

 リーグ戦は2試合不発に終わっていたが、ナビスコ杯では6月6日の新潟戦に続く2戦連発。26日に第1子(女児)が誕生したGK佐藤を揺りかごパフォーマンスで祝福し「良いパスが何度も出てきて楽しかった」と振り返った。

 既に決勝トーナメント進出を決めたチーム同士の“消化試合”だったが、大迫にとってはロンドン五輪メンバー入りに向けて重要な一戦だった。昨季のナビスコ杯は3試合3得点で優勝に貢献してMVPを獲得。ナビスコ杯通算8試合7得点、天皇杯通算10試合4得点とカップ戦で抜群の強さを誇る。ナビスコ杯と同じ1次リーグと決勝トーナメントで順位を決するロンドン五輪に向けて好アピールとなり「五輪代表でもPKは蹴るつもり」と視線を上げた。

続きを表示

2012年6月28日のニュース