香川マンU4年契約し凱旋 背番号「7」は辞退

[ 2012年6月24日 06:00 ]

帰国した香川真司

 日本代表MF香川真司(23)が22日、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドと4年契約にサインした。地元紙によると移籍金は1200万ポンド(約15億円)で、活躍に応じて最高1700万ポンド(約21億3000万円)までアップする。同日に受けたメディカルチェックに合格して英国の労働許可も取得。0泊3日の強行軍から23日に帰国し、世界に名だたるビッグクラブで輝かしい歴史に名前を刻む決意を語った。アレックス・ファーガソン監督(70)からは電話で歓迎のメッセージが送られ、大きな期待が寄せられた。

 まさにスターの凱旋だった。マンチェスターUと正式契約を結んで帰国した香川を待っていたのは約100人のファン。“弾丸ツアー”の疲れも見せずにこやかな表情でサインにも応じると、成田空港のロビーはフラッシュの嵐に包まれた。

 「契約書が凄く多くて、さすがビッグクラブだなと。サインして、楽しみな挑戦が始まると同時に厳しい戦いが待っていると感じた。スタジアムを眺めながら、ここでゴールできたら凄く幸せだろうなとか、いろんな想像をした」

 スタジアムとは本拠オールド・トラフォード。22日のメディカルチェック合格後に初訪問し、ピッチを背景にユニホームを持って撮影を行った。さらにギル最高経営責任者と同席して契約書にサイン。「自分にとって濃い、忘れられない一日になった」と感激に浸ると同時に「シアター・オブ・ドリームス(夢の劇場)」と呼ばれる歴史あるスタジアムで活躍するイメージが湧いてきた。

 注目の背番号は「自分は入ったばかり。スタートラインに立っただけで何も結果を残していない」と有力とみられた背番号7を辞退。「あの場所で自分の名を刻みたい。歴史あるビッグクラブでいろんなものを勝ち取りたい」。ベッカムら偉大な先輩がつけたエース背番もその一つ。与えられるのではなく、7番も定位置もタイトルも自らの力で勝ち取ってみせる。

 ▽マンチェスター・ユナイテッド 1878年創設。リーグ優勝19回とFA杯優勝11回はいずれも最多。選手8人を飛行機事故で亡くす58年の「ミュンヘンの悲劇」を乗り越え、68年に欧州チャンピオンズ杯(現欧州CL)で初優勝。ベッカムがいた99年はCL、リーグ、FA杯の3冠。旧トヨタ杯を含めたトヨタ・クラブW杯は99、08年の2度制覇。今季リーグ戦は2位だった。ホームはオールド・トラフォードで7万5811人収容。

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