佐々木監督、メンバー選考も沢の出来も「まだまだ」

スウェーデン招待 日本１―０スウェーデン

（6月20日 イエーテボリ）
　ロンドン五輪１次リーグ第２戦で顔を合わせるスウェーデンとの一戦。五輪本番への前哨戦に１―０で勝利した佐々木則夫監督は「一番デカイ相手に一番小さいなでしこが戦った。いい勉強になりました」と、１―４で完敗した１８日の米国戦後とは対照的に明るい表情で話した。

　プレ五輪と位置付けて臨んだスウェーデン遠征を終え、「期待以上のことはしている」と手応えを感じている。今大会の交代枠６人をうまく活用し、多くの選手をピッチに送り出したが、五輪メンバーの選考については「まだ日本に残っている選手もいるので、そこを確認してから」と決めかねている様子。

　大黒柱のＭＦ沢をこの日は後半から投入。１１０日ぶりの復帰となった米国戦よりもパフォーマンス的には上向いていたが、指揮官は「まだまだですね。もうワンランク上にいってほしい。（所属しているＩＮＡＣ）神戸で活躍してもっと上に」と、さらなる奮起を促した。