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ゴメス2戦連発!ドイツ連勝で首位キープ オランダは敗退危機

[ 2012年6月14日 06:06 ]

<オランダ1―2ドイツ>2得点を決める活躍したドイツ代表FWゴメス(右)とMFエジル

欧州選手権グループB オランダ1―2ドイツ

(6月13日)
 ポーランドとウクライナが共催するサッカーの欧州選手権は13日(日本時間14日)、グループB第2節ドイツはオランダに2―1で勝利した。ドイツは2連勝でグループリーグ首位をキープし、決勝トーナメント進出に大きく前進した。

 試合はお互いにスペースを埋めて、攻撃を抑えてゆっくりとしたスピードで始まる。オランダは前半7分、ロングボールに裏をぬけたFWファンペルシーが合わせるが、GKノイアーにキャッチされる。同11分にもファンペルシーが好機をむかえるが、シュートはゴールを外れる。

 オランダが積極的に攻撃するが、先制したのはドイツ。同24分、中央のMFシュバインシュタイガーからのパスに、FWゴメスが華麗なターンでボールを受け、1対1になったGKステケンブルクの左に抜けるシュートを決めて1点をリード。ゴメスは初戦に続き、2試合連続のゴール。

 ドイツは徐々にボールをまわせるようになると、次々と決定機を作りだしていく。同37分、右FKにファーサイドでDFバドシュトゥバーが頭で合わせるが、これはGKステケンブルクにセーブされる。しかし、同38分右サイドMFシュバインシュタイガーからの受けたFWゴメスが、ゴール左隅に足で決めてドイツがリードを広げる。前半はドイツの2点リードで終了。

 オランダは後半開始から、FWフンテラールとMFファンデルファールトを投入し攻勢に出る。後半13分、ファンペルシーがミドルシュートを打つが、GKノイアーがセーブ。

 同29分、左サイドからドリブルで持ち込んだファンペルシーは、ペナルティーエリア付近で低い弾道のシュートをゴール右に叩きこんで、オランダが1点差とする。

 その後もオランダが攻勢に出て、MFファンデルファールト、DFビレムスらがシュートを打つが、追加点を奪うことはできずに、試合はこのまま終了する。

 ドイツは立ち上がりの攻撃を冷静に対応すると、シュバインシュタイガーとゴメスのバイエルンMコンビで前半に2点をリード。後半はオランダの反撃を1点に抑えて逃げ切った。オランダは2連敗で、決勝トーナメント進出が厳しい状況となった。

 最終節(17日)では、ドイツはデンマーク、オランダはポルトガルと対戦する。

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