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イラク 2戦連続のドロー…ジーコ監督「満足してない」

[ 2012年6月14日 06:00 ]

W杯アジア最終予選グループB イラク1-1オマーン

(6月12日)
 14年W杯アジア最終予選、日本と同じB組ではジーコ元日本代表監督が率いるイラクがオマーンと1―1で引き分けた。

 イラクが最終予選初勝利を逃した。立ち上がりにペースを握りながら前半8分にセットプレーから先制を許したが、同37分にFWユーニス・マフムードのPK弾で追いついた。だが、その後は好機を生かし切れずに終盤は息切れ。開幕から2戦連続で引き分けとなった。

 「勝利を期待していたわけだから満足はしていない。全般的に見て求めているプレーができていない」とジーコ監督は訴えた。前線から積極的にプレスをかけて相手ゴールに迫ったが、決定力を欠いた。司令塔ナシャト・アクラムも前半29分に鋭いFKでゴールを脅かすなど存在感を示した一方、この日は決定的な働きができなかった。

 本来はホームで行われるはずの試合も治安上の理由でカタール・ドーハで開催。生かすべき地の利も手にできなかった。次戦は9月11日に敵地で日本と対戦。消化が1試合少ないとはいえ、勝ち点5差の状況を見れば負けられない一戦となる。

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2012年6月14日のニュース