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柏・酒井のハノーバー移籍が決定!両クラブが発表

[ 2012年6月13日 18:45 ]

 サッカーの日本代表DFでJ1柏の酒井宏樹(22)がドイツ1部リーグのハノーバーへ移籍することが13日、決まった。同日、両クラブが発表した。契約は2016年6月末までの4年間で、年俸や移籍金は明らかにされていない。

 酒井は正確なクロスなど攻撃力が持ち味の右サイドバック。昨年は柏のJ1初制覇に貢献し、リーグのベストイレブンに選出された。U―23(23歳以下)日本代表の一員としてロンドン五輪出場権を獲得し、フル代表でもプレーした。

 ハノーバーはドイツ1部リーグで7位だった中堅クラブ。酒井が五輪代表に選ばれることを前提にしており、7月初めに一度ハノーバーに合流した後、五輪準備のために代表に合流させるとしている。

 ◆酒井 宏樹(さかい・ひろき)右足の正確なクロスボールに定評がある大型のサイドバック。柏の下部組織で育ち、2010年にデビューした。昨季は柏のJ1優勝に貢献し、新人王に相当するベストヤングプレーヤー賞を受賞した。U―23代表では主力として活躍し、5月にはフル代表でも初めて出場した。183センチ、70キロ。22歳。千葉県出身。

 ▽ハノーバー 1896年にラグビーと陸上競技のクラブとして創立され、99年にサッカー部門がつくられた。本拠地はドイツ北部のハノーバーで、スタジアムはAWD競技場。ドイツ1部リーグの前身であるドイツ選手権を2度制した。ドイツ・カップ優勝は1度。その後は長く下部リーグに低迷したが、2002年からは1部に定着している。今季は7位だった。ドイツ代表DFメルテザッカーなどがOB。

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2012年6月13日のニュース