×

イングランド “守備一貫”で「満足」勝ち点1

[ 2012年6月13日 06:00 ]

<フランス・イングランド>サポーターの声援に応えるMFジェラード(左)

欧州選手権グループD イングランド1-1フランス

(6月11日 ドネツク)
 守備的な戦術を貫いたイングランドが手堅く勝ち点1を手にした。

 ボールはフランスに支配されても4バックと中盤の4人が2列の堅固な守備ブロックを構築。アーセナルで宮市の同僚で、通算2度目の先発に抜てきされた18歳のMFオックスレイド・チェンバレンらのスピードを生かしてカウンターを仕掛けた。前半30分に正確なFKでDFレスコットの先制点を演出したMFジェラードは「相手を十分に困らせることができた。勝ち点1に満足している」と手応えを口にした。

 大会前にランパード、バリー、カーヒルら主力が負傷離脱。5月に就任したばかりのホジソン監督はシュート数で3―19本と圧倒された戦いをしのぎ「トップチーム相手に選手はよくやった」と前向き。相手DFエブラから「(欧州CL準決勝の)バルセロナ戦でのチェルシーのよう」と守備偏重を皮肉られたが、不安解消へ手応えを得た。

続きを表示

2012年6月13日のニュース