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今季初システムもミス連発…西野監督また初勝利お預け

[ 2012年6月7日 11:06 ]

ナビスコ杯予選リーグB組 神戸0―1大宮

(6月6日 NACK)
 神戸は大宮に0―1で敗戦。またも西野監督の初勝利はならなかった。前半32分に守備陣の連係ミスをつかれて先制点を許すと決定機らしいチャンスをつかめないまま力なく敗れた。

 変わろうという姿勢は見せた。今季初の4―2―3―1システムで臨み、野沢をトップ下に配置。DFラインからボールをつないで相手ゴールに迫る意図は明らかだった。

 初陣の5月26日の鹿島戦(ホームズ)に準備期間たった4日で臨んだ新監督は、この試合の前に初めて自らの色を打ち出した練習を開始した。「ロングボールを蹴ることが染みついている。勇気を持ってパスをつなげないと」と、チーム全体のボールキープの技術を上げることに腐心した。

 就任2戦目のこの日、その成果の跡はうかがわれた。ただピッチ上で表現する選手の技術が伴っていなかった。「自分たちのパスミスからやられている。自信を持っていけ」と指揮官がハーフタイムにゲキを飛ばしたものの、後半25分にFWペ・チョンソクが一発退場して万事休す。中2日で迎えるナビスコ杯・札幌戦(9日、ホームズ)にダメージを残した。

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2012年6月7日のニュース