香川“マンUスピード”見せる!プレミア流で連勝だ

[ 2012年6月7日 06:00 ]

本格練習開始前に香川がボールをトラップする

W杯アジア最終予選グループB 日本―ヨルダン

(6月8日 埼玉スタジアム)
 日本代表は8日、W杯アジア最終予選ヨルダン戦(埼玉)を迎える。今夏、イングランドの世界的名門マンチェスターU移籍が決定したMF香川真司(23=ドルトムント)は新たなテーマとして攻撃の高速化を掲げるなど、早くも「プレミア流」を意識。非公開練習ではロングボールを多用するヨルダン対策にも着手した。

 早くも「プレミア流」の攻撃スタイルを思い描いていた。マンチェスターU移籍が決まり、渦中の人となった香川がヨルダン対策を激白。「攻撃のスピードを上げたい。スピーディーに動き、もう1個前のポイントでプレーしたい」。繰り返したのは攻撃の高速化だ。それはそのまま個の能力や、縦への速さが世界最高峰と言われるプレミアリーグのイメージと重なった。

 練習前、ヨルダンの映像をチェックした。オマーンよりも、実力的には明らかに上。「スピードある選手が多かった。オマーン戦も攻守の切り替えを早くすることで抑えることができた。今回もそれがテーマになる」と気を引き締めた。当然、オマーン戦よりも精度を高める必要がある。プレミア流をイメージする香川の思惑とはピタリ一致する。

 マンチェスターUへの移籍決定から一夜。香川自身は「今は代表に集中している」と慎重だが、周囲は過熱の一方だ。ドイツのビルト紙では最高で2000万ユーロ(約19億8000万円)の移籍金を手にするドルトムントのバツケ会長が“香川資金”の使い道について「インフラ整備」と明言。ゴール裏の拡充や下部組織の環境整備にも乗り出す方針で、注目度は拡大の一途だ。

 香川自身も目標設定は一気に高まった。オマーン戦では3得点に絡みながら満足していない。「結果を残したい。ゴールだったり、得点に関わる仕事がしたい」。マンU関係者によれば、新背番号も「7」「8」という伝統のエース番号が用意されている。日本のエースから世界のエースへ――。W杯ブラジル大会へと続くヨルダン戦でも、新たな称号にふさわしい活躍を見せる。

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2012年6月7日のニュース