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本田 完全復活!ザック絶賛「素晴らしかった」

[ 2012年6月4日 06:00 ]

<日本・オマーン>先制点を決めユニホームにキスする本田

W杯アジア最終予選 日本3-0オマーン

(6月3日 埼玉)
 本田が決めた。ザックジャパンが白星発進した。5大会連続の本大会出場を目指す日本はホームでオマーンに3―0と快勝した。
【試合結果】

 主役はMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)だ。前半11分にDF長友佑都(25=インテル・ミラノ)の左クロスを左足ボレーで合わせ先制弾。その後も司令塔として決定機を演出しマン・オブ・ザ・マッチを受賞。本田の完全復活で勢い付いた日本は8日に埼玉スタジアムでヨルダンと対戦する。

 コーナーフラッグを蹴っ飛ばして、本田が雄叫びを上げた。左胸の日の丸にキスし、誇らしげに背番号4を指さす。値千金の先制弾が生まれたのは前半11分だった。左サイドを突破した長友のクロスに反応。ゴール前に走り込み、左足ボレーで右隅に沈めた。

 昨年8月10日の韓国戦以来となる国際Aマッチ弾。プレミアリーグ・ウィガンの守護神ハブシの牙城を崩し「初戦で硬くなっていたので、僕自身にとってもチームにとっても大きかった」と振り返った。

 右膝半月板手術など度重なるケガを乗り越えて、5月23日のアゼルバイジャン戦で約9カ月ぶりに国際Aマッチに出場。その試合から背番号を18から4に変更し「得点できる新しい4番像をつくりたい」と語っていた。4番をつけて2戦目で初得点。後半6分には左サイドの香川にパスを通して前田のゴールの起点にもなり、ザッケローニ監督からは「オフ・ザ・ボール(ボールのない場面)の動きが素晴らしかった」と絶賛された。

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