憲剛雄たけび！川崎Ｆ後半ロスタイムＶ弾！首位仙台に劇勝

試合終了間際に決勝ゴールを決めた川崎・矢島（９）と大喜びのサポーター

Ｊ１第１３節 川崎Ｆ３―２仙台

（5月26日 等々力）
　川崎Ｆは首位仙台との接戦を制し、ホームで劇的勝利。後半ロスタイムにＦＷ矢島が決勝ゴールを決めた。

　左サイドのＤＦ福森からゴール前への絶妙アシストに走り込み、頭で押し込んだ。

　４月に風間監督が就任して以来、打ち合いの展開が多かった川崎Ｆ。指揮官は試合内容が理想に近づいてきたことを認め、特に前半の攻撃スタイルを評価。先制点は前半２０分。４試合ぶりに先発復帰したＦＷ小林が得点も、４分後に追いつかれ、試合は振り出しに。

　後半に入っても一進一退の攻防が続いた。同９分にＦＷウイルソンの得点で逆転を許したが、同１６分に登里が同点弾。２―２で迎えた後半ロスタイムにヘディング弾を押し込んだＦＷ矢島は、ゴール後すぐにサポーター席に駆け寄った。

　試合終了のホイッスルが鳴るとＭＦ中村憲はガッツポーズで、歓喜の雄たけびを上げた。