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ザック監督、本田最終チェック 練習では個別指導も

[ 2012年5月23日 06:00 ]

軽快な動きを見せた本田(奥は香川)

キリンチャレンジカップ 日本―アゼルバイジャン

(5月23日 エコパ)
 6月にW杯最終予選3試合を控える日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)がアゼルバイジャン戦で、本田圭佑の最終チェックを行うことをあらためて示唆した。

 本田は右膝半月板損傷などを経て287日ぶりの代表戦。指揮官は「私が見る限り状態はかなり良い」とした上で「でもどれくらい良いかは試合で初めて分かる」と、しっかりチェックするつもりだ。

 この日は全体練習前に本田を呼び寄せ、3分ほど個別指導。詳しい内容については言及を避けたが「私の望んでいるプレーを彼に話した」と大きな期待を寄せた。アゼルバイジャン戦で本田が指揮官を納得させるプレーを見せれば、6月の最終予選全3試合で先発する可能性は高くなる。本田が自ら選んだ背番号4については「ファブレガス(セスク)のチームでの役割、ポジションなどを考えると、おそらく彼と同じ番号をと考えたのだろう」と話した。この日もオプションの3―4―3システムをテストした指揮官。W杯最終予選へ万全の準備を整えた。

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