ナポリ　イタリア杯２５年ぶり４度目Ｖ　デル・ピエロ最終戦を飾れず

＜イタリア杯　ナポリ２―０ユベントス＞２５年ぶり４度目の優勝を飾ったナポリ

イタリア杯決勝 ナポリ２―０ユベントス

（5月20日 ローマ）
　イタリア杯の決勝が２０日にローマで行われ、ナポリがユベントスに２―０で勝利し、２５年ぶり４度目の優勝を飾った。無敗でリーグ優勝を飾っているユベントスは、今季４３試合目にして初黒星で、同大会１０度目の優勝を逃した。

　試合は序盤からナポリが主導権を握るも、前半は０―０で終える。後半もナポリが果敢にゴールを目指すと、後半１７分ＰＫ内でＦＷラベッシが相手ＧＫに倒されてＰＫを獲得。ＦＷカバーニがＰＫを決めて、ナポリが先制。

　後半３８分、１点を追い前掛かりとなったユベントスに対して、ナポリは完璧なカウンターからＦＷハムシクが加点。試合はこのまま終了し、ナポリが元アルゼンチン代表ＦＷディエゴ・マラドーナが在籍し、リーグとの２冠を飾った１９８７年以来の栄冠を手にした。

　今季限りでの退団が濃厚なユベントスのＭＦデル・ピエロは、スタメン出場するもゴールを決めることはできず、０―１の後半２３分に途中交代した。