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守護神ツェフ止めた!PK6本で阻止率5割!

[ 2012年5月21日 06:00 ]

大活躍のチェルシーGKツェフ

欧州チャンピオンズリーグ決勝 チェルシー1―1(PK4―3)バイエルンM

(5月20日 ミュンヘン)
 チェルシーの守護神ツェフもチェルシー優勝の立役者となった。延長前半5分にロッベンのPKを止めるなどシュート数9―35という劣勢をしのぎ、PK戦でも4人目オリッチを止めて5人目のシュバインシュタイガーに重圧をかけ失敗に追い込んだ。

 「ジェットコースターのような試合だったけど楽しんだ。最終的に頂点に立ったんだから」とチェコ代表は笑った。延長のロッベンも含めてPK6本で阻止率5割。蹴られた方向に反応する“コース的中率”は10割に達した。事前にキッカーの情報を映像で確認。傾向や癖を叩き込む一方で「勘に頼ることも必要」と経験に基づく対応力を見せ、マンチェスターUにPK戦で敗れた08年決勝の悪夢を振り払った。試合翌日が30歳の誕生日。「優勝カップがあればケーキはいらない」と話していたGKが最高のプレーで自ら前祝いした。

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2012年5月21日のニュース