神戸　西野監督就任を発表　２６日鹿島戦で初采配

神戸の新監督就任が決まった西野朗氏

　Ｊ１神戸は１９日、昨季までＧ大阪を１０年率いた西野朗氏（５７）が新監督に就任すると発表した。２２日の練習から指導し、２６日の鹿島戦（ホームズ）で初采配を振る。

　神戸は今季、ＤＦ伊野波ら日本代表経験者５人を補強したが、開幕２連勝の後は４試合連続で完封負け。４月３０日に和田昌裕監督（４７）を解任し、その後は安達亮ヘッドコーチ（４２）が暫定で指揮を執っていた。

　浦和西高、早大、日立でプレーした西野氏は、９０年に現役を引退し、９６年のアトランタ五輪では監督として２８年ぶりに日本を本大会出場に導いた。９８年から柏監督を務め、９９年にナビスコ杯優勝。０２年からＧ大阪を率い、０５年にリーグ、０７年にナビスコ杯、０８年にＡＣＬ、０８、０９年に天皇杯を制覇した。０８年ＡＦＣアジア最優秀監督。Ｊ１通算成績は２３９勝６９分け１２９敗。