勝てない…G大阪 4戦ぶり得点も遠い勝ち点3

[ 2012年5月13日 06:00 ]

<G大阪―仙台>後半、ゴールを決め駆け出すG大阪・倉田。右は藤春

J1第11節 G大阪1-1仙台

(5月12日 万博)
 勝ち点3が逃げた…。ホームで首位の仙台と対戦したG大阪は後半17分にMF倉田秋(23)がチーム4試合ぶりとなるゴールで先制。しかし追いつかれ、1―1のドローで4試合勝ちなしとなった。

 全て無得点に終わった黄金週間3連戦。リーグ最少失点の首位・仙台相手に後半17分、MF倉田がチームにとって341分ぶりの得点を決め、“ゴール出んウイーク”に終止符は打った。だが手にしたのは勝ち点1。「サイドのプレスが甘くなって失点につながった」。逃げ切れなかった展開に、松波監督は唇をかんだ。

 今季、先制された12試合で逆転できたのはわずか1度。そんな先制点が重要な一戦で、プライドも“超攻撃”の看板も捨てた。リスクを負う攻撃ではなく、まず堅固な守備網を構築することに重心を置いた。しかし、アキレス腱からふくらはぎにかけての張りを押して強行出場したMF遠藤が「中央で全てはね返すのは難しい。ボールの出どころに注意しないといけないし、アプローチも確認しないと」と話したように、サイドから簡単にクロスを上げられて失点するなど、全体の意思統一が浸透しているわけではない。DF今野は「どのチームにも強みがないといけない。去年のガンバならば得点を取られても取り返すというのがあった」と話し「今の強み? 正直ないですね」と現状の苦しさを吐露した。

 試合後、サポーター席からは大きな拍手が送られた。連敗は「3」でストップ。最後まで勝ち越し点を奪おうとする気持ちも示した。それでも、だ。常勝を義務付けられている強豪が、ドローで満足されているようでは悲しい。

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