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柴崎 ザックジャパンの切り札的存在になる魅力あり

[ 2012年5月11日 06:46 ]

2月の代表招集時にザッケローニ監督(中)の指導を受ける柴崎

 鹿島のMF柴崎岳(19)が、6月から始まるW杯アジア最終予選の日本代表候補にリストアップされていることが分かった。

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 柴崎はプロ2年目ながら、日本代表経験のある増田、本田らが所属する鹿島でボランチの定位置を獲得。高い技術と戦術眼を兼ね備えたプレースタイルは遠藤と重なる部分も多い。

 2月に1度、日本代表に初招集されているが、当時はFW久保(京都)、MF磯村(名古屋)とともに“若手枠”としての選出で、同24日の親善試合アイスランド戦には出場機会がなかった。

 その合宿後に「日本のトップ選手が集まる場所にいられて刺激を受けた。もう一度、戻りたい」と語っていた通り、今回は実力でザッケローニ監督の興味を引きつけた形だ。

 早ければアゼルバイジャン戦に向けた21日からの国内合宿に招集される可能性もある。09年U―17W杯ではFW宇佐美(バイエルンM)、宮市(ボルトン)ら才能がそろう中で背番号10を背負った逸材。ロンドン五輪の予備登録メンバーからは漏れたが、6月に始まるW杯アジア最終予選ではザックジャパンの切り札的存在になる魅力を秘めている。

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2012年5月11日のニュース