香川　有終アシスト！ドルトムント記録ずくめリーグ戦

優勝のトロフィーを掲げる香川らドルトムトの選手たち

　連覇を果たしたドルトムントのＦＷ香川真司（２３）が有終アシストでリーグ戦を締めくくった。５日にホームで行われたフライブルクとの最終節で２試合ぶりに先発。３―０の前半３９分に相手ＤＦラインの裏に絶妙な浮き球パスを出し、ＭＦブラシュチコフスキのダメ押しゴールをお膳立てした。香川は後半２０分に交代し、チームは４―０で勝った。

　香川のアシストは前節４月２８日のカイザースラウテルン戦に続き２戦連続の今季９度目。１３ゴールは欧州主要リーグ１部の日本人最多で、チームも連続不敗記録を２８試合に伸ばし、勝ち点８１は史上最多となった。

　記録ずくめのシーズンを送った香川だが、来季はマンチェスターＵへの移籍が有力だ。関係者によれば既に条件面などで合意間近な状況。来年６月まで契約を残すドルトムントとマンＵのクラブ間交渉が合意すれば、来季は欧州トップクラブのユニホームに袖を通すことになる。

　去就について香川は「決断は早くても（１２日の）ドイツ杯決勝の後になる」とドイツ紙のインタビューに答えており、バイエルンＭとの決戦後、注目の発表がありそうだ。