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名古屋 痛恨ドロー…1位突破遠のき決勝Tに向け暗雲

[ 2012年5月2日 06:00 ]

<城南・名古屋>後半、名古屋・小川のクロスが城南選手(中央)に当たり同点のオウンゴールとなる

ACL1次リーグG組 名古屋1―1城南

(5月1日 炭川)
 G組の名古屋は、アウェーで城南戦に臨んだ。後半27分に同点に追いつくと終了間際にも猛攻を見せた。しかし、勝ち点3獲得には至らずグループ2位は変わらず。1位突破へ、15日の最終節・セントラルコースト戦(瑞穂陸)で大量得点での勝利を狙う。

 消化不良のドローだ。前半12分に先制を許し目の覚めた名古屋。後半27分、オウンゴールで同点に追いつくと、終了間際には永井が後半46分、48分とフリーでシュートを放つ。しかしネットを揺らすには至らなかった。

 「後半はわれわれがコントロールした。1―1はアウェーでいい結果といえるかもしれないが、最後に得点しなければならなかった」。試合後、ストイコビッチ監督の顔に笑顔はなく、闘莉王も「ボールは支配している。(かみ合わないのは)どうしてだろうね」とクビをかしげた。

 15日のセントラルコースト戦に引き分け以上で1次リーグ突破となった。ただ、重要なのは1位通過して一発勝負のラウンド16をホームで迎えること。昨年は2位で通過し、敵地で水原(韓国)とラウンド16を戦い敗退。嫌な思いは消えていないだけに、得失点差で上を行く城南から勝ち点3を獲得して1位通過に前進したかったのが本音。

 この日は離脱中のケネディに加え、コンディション不良の玉田と増川がスタメン落ち。公式戦4戦勝ちなしと状況は悪いまま。最終節で大量得点を奪う姿勢を示し、停滞する現状も打破したい。

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2012年5月2日のニュース