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メッシPK失敗…バルサ 欧州CL連覇の夢散る

[ 2012年4月26日 06:00 ]

チェルシーに敗れ悔しい表情をみせるバルセロナのFWメッシ

欧州CL準決勝第2戦 バルセロナ2-2チェルシー

(4月24日)
 24日に1試合が行われ、バルセロナはホームでチェルシーと2―2で引き分け、2戦合計2―3で敗退した。CL初の連覇へ0―1で敗れた第1戦から逆転を狙ったが、FWリオネル・メッシ(24)がPKに失敗するなど好機を生かし切れなかった。

 勢いよく蹴り出されたボールはクロスバーにはじかれ、勝敗を分けるゴールラインから大きく遠ざかった。2戦合計で2―2ながらアウェーゴール規定でリードを許していた後半4分、メッシがPKを失敗。92~93年に前身の欧州チャンピオンズ杯からCLに移行後、初の連覇を狙ったバルセロナの挑戦が終わった。

 「メッシが成し遂げてきた全てに感謝しなければならない。しばらくは落ち込むだろうけど、これがサッカーというスポーツの美しさでもある」

 グアルディオラ監督はエースを気遣った。先制後に相手DFテリーが退場となり、背番号10は前半43分に2戦合計2―1とするアシスト。決勝への扉をこじ開けた。直後の失点で主導権は手放したが、後半早々のPKが成功なら終了間際に失点を招いた捨て身の攻撃も不要だった。エースは後半38分にもシュートが右ポストに嫌われるなど運にも恵まれず、チームを救えなかった。

 18日の準決勝第1戦、国内リーグで優勝の行方を左右した21日のレアル・マドリード戦を含めてチームは1分け2敗。直前の公式戦14試合で26得点を挙げていたゴールマシンが、最も活躍を期待された大一番3試合で不発だった。メッシはレアル戦の前から胃に不調を訴え、レアル戦翌日には医師の診察を受けて休養を強いられたという。フィールドプレーヤーでチーム最多55試合に出場。交代を嫌って52試合がフル出場というこだわりが、終盤戦でコンディション不良を招いた可能性は否定できない。

 就任4年で13冠のグアルディオラ監督の去就は不透明。試合後に「ここ数日で決める」と話したが、メッシとの師弟コンビが解消されるようなことになれば、チームへの打撃は計り知れない。史上最強と言われたバルサが苦悩の時期を迎えた。

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