風間氏　現役時代はドイツでプレー　２人の息子も独下部リーグ在籍

川崎Ｆの監督就任が確実となった風間八宏氏

　川崎Ｆの後任監督に元日本代表ＭＦで筑波大サッカー部監督の風間八宏氏（５０）が就任することが１８日、決定的となった。川崎Ｆは既にオファーを出しており、風間氏サイドも受諾する方向で進んでいるという。

　風間氏は１９６１年（昭３６）１０月１６日、静岡県清水市（現静岡市）生まれの５０歳。ＭＦとして活躍し、清水商を経て筑波大に進学。８０年に大学生ながら日本代表に初選出された。卒業後は欧州を中心に活躍し、８４～８５年にレバークーゼンでプレー。９２～９５年は広島に在籍、９４年第１Ｓの優勝に貢献した。９７年引退。Ｊ通算１０３試合６得点。日本代表通算１９試合０得点。

　指導者としては９７年から桐蔭横浜大で初めて監督を務め、０４年にＪＦＡ公認Ｓ級ライセンスを取得。０８年からは母校の筑波大を率いた。長男・宏希（２０）、次男・宏矢（１９）ともドイツ下部リーグでプレー。１メートル７３、６７キロ。利き足は右。