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鹿島3連勝で堅首!岡本、移籍後公式戦初ゴールが決勝弾

[ 2012年4月19日 06:00 ]

<札幌・鹿島>後半ロスタイム、決勝ゴールを決めた鹿島FW岡本(19)

ナビスコ杯予選リーグB組 鹿島2―1札幌

(4月18日 札幌ド)
 各地で6試合が行われ、2連覇を狙うB組の鹿島とA組の磐田が3連勝を飾った。鹿島は札幌に先制されたが、後半ロスタイムにFW岡本英也(24)が得点を決めて2―1で逆転勝ち。磐田は1―0で広島を下し、勝ち点9とした。B組では清水、新潟が2勝目。A組では川崎FとC大阪が勝利した。

 鹿島は10人の札幌をせめあぐね終盤まで1点のビハインド。嫌なムードの中、チームを救ったのは岡本だった。後半40分にPKで追いつき、1―1で迎えたロスタイム。遠藤のコーナーキックから1メートル83の長身を生かして頭でネットを揺らした。鹿島移籍後公式戦初ゴール。土壇場での勝ち越し弾に歓喜の輪が広がった。「興奮して覚えていないですけど、気づいたらみんなが頭を叩いてくれていた」。

 3連勝でBグループ首位はキープしたが、課題も残した。リーグ戦で初勝利した14日のFC東京戦から先発8人を入れ替えたが、前半16分に先制された。数的有利となり35本のシュートを浴びせたものの、ゴールは遠かった。それでもジョルジーニョ監督は「今は勝つことが一番。諦めない姿勢を見せてくれたのはうれしい。岡本も自信をつけたと思う」と前向きに話した。

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2012年4月19日のニュース