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ダブル招集、OA枠扱い“ザック関塚会談”で決着へ

[ 2012年4月19日 06:00 ]

 A代表のザッケローニ監督とU―23日本代表の関塚監督が、ロンドン五輪メンバーの選定に関する話し合いを5月上旬に行うことになった。

 23歳以下でA代表でも戦力となる香川、清武、宮市らの扱いや、五輪本大会で23歳以上の選手を3人まで起用できるオーバーエージ(OA)の人選がテーマとなる。日本協会幹部は「関塚監督が五輪抽選会から帰国後の5月の上旬にザックさんと正式な場を設けて話し合うことになる」と明かした。

 既に日本協会は五輪メンバーについてOA枠を活用し、6月のW杯アジア最終予選に出場するA代表組も招集の対象とする方針を示している。ただ、関係者によると、ザッケローニ監督は“ダブル招集”による故障のリスクを懸念。所属クラブの試合を含めて出場時間が極端に多い選手の五輪招集には慎重で、関塚監督との直接会談で着地点を探ることになる。

 日本協会には17日付でFIFA(国際サッカー連盟)から「23歳以下の選手の五輪招集は国際Aマッチと同様の拘束力がある」という旨の正式文書が届いた。Jクラブに所属する23歳以下の選手は既に40人程度まで絞り込まれており、今月中にメディカルチェックを済ませる予定。ザック&関塚会談後に五輪代表18人の選定が一気に加速することになる。

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2012年4月19日のニュース