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Cロナ&メッシ譲らず!ともにリーグ最多記録41点

[ 2012年4月16日 06:00 ]

今季41点目を決めたC・ロナウド

 リーガ・エスパニョーラは14日、各地で行われ、RマドリードのFWクリスティアーノ・ロナウド(27)とバルセロナのFWリオネル・メッシ(24)が今季リーグ戦のゴール数を41に伸ばし、シーズン最多得点記録を樹立。優勝の行方を占う次節21日の“クラシコ”に向け、両エースが大きな弾みをつけた。

 サッカー界の2枚看板が直接対決を控えた中、記録競演で強烈に存在をアピールした。まずはC・ロナウドがヒホン戦で1―1の後半29分に勝ち越しヘッド。昨季自ら築いたリーグ記録を更新して41に数字を伸ばすと、メッシが2時間遅れで始まったレバンテ戦で2得点だ。後半19分の同点弾に8分後の決勝PK弾で宿敵のエースに並んだ。

 「ロナウドとともにリーグ最多記録の41得点を決められた。今は物事がうまくいっている」とメッシ。11連勝の間に首位レアルとの勝ち点差は10から4に縮まり、自身は96~97年ロナウド(バルセロナ)らが残したリーグ記録の10試合連続得点に並んだ。クラブ最多得点や欧州CLシーズン最多得点など記録ラッシュが続くが、C・ロナウドも負けてはいない。欧州4大リーグで2季連続40得点は史上初。

 レアルはこの試合で今季リーグ107得点とし、89~90年にクラブが記録したシーズン最多得点に並んだ。

 AP通信によれば、同一リーグで選手2人が40得点以上を記録するのは30~31年のイングランド以来。傑出したゴールマシンが優勝と並んでリーグ最多得点記録を争う21日の直接対決は、歴史に残る一戦となりそうだ。

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