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采配ズバリ!「スピルバーグ則夫監督」の“絶賛”横断幕も

[ 2012年4月6日 06:00 ]

<日本・ブラジル>優勝を決め、イレブンと握手をかわすなでしこジャパンの佐々木監督

キリンチャレンジカップ2012 日本4―1ブラジル

(4月5日 ホームズ)
 積極的采配で、佐々木監督が公約を守った。試合前日会見で「4点を取りにいく」と宣言して臨んだ一戦。後半開始から本来は2列目の宮間をボランチに下げる超攻撃的布陣に変更。後半一挙3得点を挙げて勝ち点、得失点差で並ぶ米国を総得点で振り切った。

 「今大会は優勝を目標に掲げていた。ロンドン五輪に向けて弾みのつく結果になった」

 昨年7月のW杯ドイツ戦から続く連続試合得点は14に伸び「選手一人一人がたくましくなってきた。チームとして成長している」と手応え。今後は五輪代表メンバー18人決定に向けた本格的な選考作業に入り、まずは今月末までに現在の大枠リスト50人から予備登録36人に絞り込む。試合後のスタンドには「スピルバーグ則夫監督 超大作“なでしこ頂点へ”ロンドンで完結」の横断幕も掲げられた。本番まで約4カ月。名伯楽は金メダル獲得へ向けたシナリオを着々と書き進めている。

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2012年4月6日のニュース