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興梠、今季初ゴール!リーグ戦4連続無得点の鹿島に朗報

[ 2012年4月5日 06:00 ]

ナビスコ杯予選リーググループB 鹿島1-0大宮

(4月4日 カシマ)
 1次リーグを行い、2連覇を狙うB組の鹿島とA組の磐田が2連勝した。B組の札幌はJ1復帰後、公式戦初勝利を挙げた。鹿島はFW興梠慎三(25)がゴールを決め、1―0で大宮を振り切った。磐田は浦和との点の取り合いを4―3で制した。札幌は2―1で横浜を下した。

 興梠が待望の今季初ゴールを決めた。前半31分に柴崎のスルーパスから生まれたこぼれ球に反応。GKのクリアボールを左足で押し込んだ。今季は98年に柳沢が記録したクラブの日本人リーグ最多22得点を目標に掲げながら開幕から3試合連続で先発落ち。3月31日の横浜戦で初先発して軽快な動きを見せ、2戦連続の先発を勝ち取っていた。公式戦では昨年11月19日の大宮戦以来となる約5カ月ぶりの一撃が決勝弾となり「先発で使ってくれた監督の期待に応えられたと思う」と笑顔。背番号13に復調の兆しが見えたことは、リーグ戦で開幕から4戦連続無得点と深刻な得点力不足に陥っているチームにとって朗報だ。

 ≪柴崎負傷交代≫鹿島・柴崎が左太腿裏痛で途中交代するアクシデントに見舞われた。前半41分に相手の横パスをスライディングでカットした際に負傷。「(患部の状態は)検査してみないと分からない」と厳しい表情を浮かべた。5日にも精密検査を受ける予定だが、次戦7日の浦和戦は中2日の強行日程のため欠場が濃厚。今季公式戦全6試合に先発していた司令塔の離脱は大きな痛手となる。

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2012年4月5日のニュース