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米国 試合時間4時間早まるも余裕の快勝

[ 2012年4月3日 18:12 ]

 サッカー女子の国際親善試合、3カ国対抗のキリン・チャレンジカップ第2日は3日、千葉市のフクダ電子アリーナで行われ、米国が3―0でブラジルを下して1勝1分けの勝ち点4とした。ブラジルは1敗で同0。米国は強風と雨が降る悪天候の中、前半にFKからの好機を生かして2点をリード。選手を次々と入れ替えた後半にもFKから1点を加え、危なげなく押し切った。1日に米国と引き分けた日本は、5日にホームズスタジアム神戸でブラジルと対戦する。

 米国はFKから3点を奪い、完勝した。スンダーゲ監督は「特に前半はよかった。セットプレーからも点を取れて好内容だった。後半は得点が取れて当然という雰囲気が出たが、3点目を取れたし、試合を支配できた」と合格点をつけた。

 強風と雨の悪天候で試合開始が4時間早まった。GKソロは「食事を終えた直後に知らされてバタバタした」と苦笑い。それでも「いろんな選手がプレーできたし、いい機会になった」と余裕の笑顔を見せた。

 ▽スンダーゲ・米国女子代表監督の話 今大会は日本、ブラジルと試合ができて、五輪に向けたいい準備ができた。特に前半はスピードのあるプレーで、セットプレーからも2点を取れて、好内容だった。

 ▽バルセロス・ブラジル女子代表監督の話 守備陣に下がりすぎるなと指示したが、米国のペースに巻き込まれた。ベストメンバーではないし、目標の五輪までは時間がある。

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2012年4月3日のニュース