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富山県に建設予定のサッカー場 日医工が命名権取得

[ 2012年4月3日 18:05 ]

 後発医薬品大手の日医工(富山市)は3日、富山県滑川市に建設予定のサッカー場の愛称を命名する権利を取得し、滑川市や富山県サッカー協会と協定を締結したと発表した。今後は3者が参加するNPO法人がサッカー場を運営し、県内のスポーツ振興に役立ててもらう。

 愛称は「日医工スポーツアカデミー」で、2023年3月までの契約。同日、富山市で記者会見した日医工の田村友一社長は「滑川市には主力工場や開発センターがあり、(地元企業として)役に立てれば」と説明。日本サッカー協会が男子代表チームの世界10位入りを目標としていることを引き合いに「当社も世界トップテン入りを掲げていることから、今回の提案に賛同した」と話した。

 日医工は命名権の取得額を明らかにしなかったが、支払われた資金は人工芝コートなどの整備費計3億5千万円の一部に充てられる。

 サッカー場は、昨月末で閉校した高校の跡地に建設され、来年4月に利用が始まる。

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2012年4月3日のニュース