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プロ契約から5日 清水 17歳MF石毛が公式戦先発デビューへ

[ 2012年4月3日 14:12 ]

デビュー戦へ調整する石毛(右)

 J1清水のアフシン・ゴトビ監督(48)が2日、ナビスコ杯初戦の予選リーグ・新潟戦(4日、アウスタ)で、新人FW白崎凌兵(18)と3月30日にプロ契約したばかりで高3在学中のMF石毛秀樹(17)らの先発出場を“予告”した。ゴトビ監督が先発を公式戦2日前に明言するのは極めて異例だ。

 プロ契約締結からわずか5日後に公式戦のデビュー。ゴトビ監督は「確実に言えることは(GK山本)海人(26)が主将マークを着けることと、白崎と石毛がスタートからピッチに立つこと」と、3選手の先発を明かした。期待の若手にあえて重圧をかけて、才能を開花させるつもりだ。

 石毛はFWでの先発が有力。「うれしいです。たぶん前の方で出るので、点を取りたい」。17歳6カ月14日で迎える新潟戦で得点を奪えば、ナビスコ杯史上2位の年少記録。クラブでは最年少となる。「とにかくチームが勝つことが大事。結果的にそうなればいいです」と石毛は謙虚に話した。

 春休み中はほとんどトップの練習に参加したが、6日が清水西の始業式で、ここからしばらく高校生活も重視する予定だった。しかしU―19日本代表のUAE遠征メンバーに選出され、出発は5日。「今季はU―19のアジア予選もあるし、まずは新潟戦でいい試合をしたい」。高校生Jリーガーの多忙な日々が幕を開ける。

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2012年4月3日のニュース