×

五輪選手派遣でFIFA見解 既存規則下で強制力あり

[ 2012年4月3日 01:28 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は2日、男子選手がロンドン五輪のU―23(23歳以下)代表に選出された場合、所属クラブに選手派遣を強制すると発表したことについて、既存の規則で強制力を持たせられるとの考えを示した。

 FIFAは強制力の根拠として、選手の地位に関する規則の「FIFA理事会の特別決議に基づく、選手の派遣義務」を引用している。

 2008年の北京五輪直前には、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がバルセロナ(スペイン)など3クラブの訴えを支持し、FIFAの「特別決議」を無効とする裁定を下した。(AP=共同)

続きを表示

2012年4月3日のニュース