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川澄不発も収穫「相手のプレッシャーに慣れてきた」

[ 2012年4月2日 06:00 ]

<日本・米国>前半9分、ランポーン(左)とルペルベットに挟まれながらもボールをキープする川澄

キリンチャレンジカップ2012 日本1-1米国

(4月1日 ユアスタ)
 2トップの一角でフル出場した川澄は2度の決定機をものにできず不発に終わった。後半17分に宮間のスルーパスに反応してGKと1対1になったが、右足のシュートはわずかに枠の左外へ。後半24分に放った右足のシュートも好セーブに阻まれた。両チーム最多4本のシュートを放ちながら無得点。「自分が決めるところを決めていれば勝っていた」と反省した。

 3月7日のアルガルベ杯決勝ドイツ戦に続く国際Aマッチ2試合連続弾を逃したが、見せ場はつくった。前半32分に右足で技ありのループパスを通して、近賀の先制弾をお膳立て。相手の運動量が落ちた終盤には得意のドリブル突破で何度もチャンスメークした。「チームとして、よくボールは回っていた。米国と試合を重ねることでいい意味で相手のプレッシャーに慣れてきた」。ロンドン五輪に向けて課題と収穫を得た一戦となった。

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2012年4月2日のニュース