常勝ガンバ復活へ!松波新監督 公開ミニゲームを実施

[ 2012年3月31日 06:00 ]

G大阪は吹田市内の練習場で公開ミニゲームを実施した

J1第4節 G大阪―新潟

(3月31日 東北電ス)
 G大阪の松波正信新監督(37)が31日、初陣となる新潟戦(東北電ス)に臨む。30日は、セホーン前監督が行っていた試合前日の非公開練習を取りやめ、吹田市内の練習場で公開のもとミニゲームなどを実施。かつての調整法でかつての攻撃サッカーを取り戻し、常勝ガンバ復活をもくろむ。

 万博に見慣れた光景が戻ってきた。新潟戦を前日に控えたこの日、春の日差しが照りつけるグラウンドで楽しそうにミニゲームに興じる選手たちの姿があった。

 今季から指揮を執ったセホーン前監督は試合直前の2日間を非公開とし、そのカーテンの中で戦術練習を行っていた。しかし松波新監督は試合前日を公開とし、選手にジェルソンGKコーチや通訳も加えてのリラックスゲームを実施。その後は左右のクロスからシュートで練習を締めた。西野監督時代の10年間、試合前日に繰り返されたのと同じメニューだった。

 元に戻るのは練習内容だけではない。「リラックスした中でもコンビネーションが生まれてくる。スモールゲームの中でも、ワンタッチ、ツータッチが出るように」と話す新指揮官の狙いは、公式戦5連敗の中で失われていたかつての攻撃サッカーの復活だ。就任してわずか4日間しか時間がない中、常勝チームを支えたパスサッカーの記憶を思い出させることに練習の重点を置いた。

 もちろん前任者のコピーだけでない。「前には速くなると思う。中盤の組み立てやパスの動かし方が変わるかもしれない」と自らのカラーも出すつもりだ。

 左太もも付近を痛めたFWパウリーニョが遠征メンバーから外れたことが唯一の誤算だが、主将のMF明神が復帰。松波ガンバのサッカーを体現できるメンバーがそろい、「楽しみの方が大きい。早くゲームに入りたいですね」と余裕すら漂わせた。現役時代にミスターガンバとして慕われた37歳の青年監督が、今度は監督としてクラブ再建に乗り出す。

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2012年3月31日のニュース