×

ザック監督 日本PRに一役「文化や人柄を伝えたい」

[ 2012年3月29日 10:30 ]

「スポーツ観光マイスター」に任命されたサッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(右)と観光庁の溝畑宏長官

 スポーツを通じて日本の魅力を世界にPRしてもらう「スポーツ観光マイスター」の任命式が29日、東京・霞が関の観光庁であり、溝畑宏長官がサッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督に任命状を手渡した。

 ザッケローニ監督は「(東日本大震災からの復興という)大切な時期に日本の力になれるよう、日本の文化や人柄を伝えたい」と抱負を述べた。

 溝畑氏は、2014年W杯ブラジル大会のアジア最終予選に臨む日本代表チームのために、福島県会津地方の郷土玩具「起き上がり小法師」を贈呈。「七転び八起き、ネバーギブアップの意味があり、これがあれば絶対勝てます」と激励すると、ザッケローニ監督は「11個用意してもらえればミーティングで使いたい」と笑顔で受け取った。

 スポーツ観光マイスターはザッケローニ監督で19人目。サッカー元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏や、Jリーグ名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ監督も選ばれている。

続きを表示

2012年3月29日のニュース