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佐々木監督“鉄のカーテン” 練習試合で「サブ組も試す」

[ 2012年3月29日 06:00 ]

練習相手を務めた仙台育英のサッカー部生徒と写真に納まる佐々木監督(中央)

 “ノリオのカーテン”が初めて引かれることになった。なでしこジャパンは29日に練習試合で米国代表と対戦。4月1日のキリンチャレンジ杯(ユアスタ)を前に格好の腕試しの機会だが、日本協会が非公開で行うことを決めた。

 公開されるのはアップの冒頭15分のみ。試合はもちろん、試合後の取材対応もなく、公開時間が過ぎたら会場からの撤退も要請する徹底ぶり。これまで練習の全てを公開していた佐々木ジャパンにとっては初めての事態となった。

 3日後に同じカードでの公式戦を控えているためスポンサーへの配慮もあるが、今回は五輪出場人数より5人も多い23人を招集。「アメリカといろんな選手が関われる。通用することや、しないことを各選手が感じてほしい。サブ組も試す」と佐々木監督が狙いを話している通り、シャットアウトされた空間で思う存分に新戦力を試すことになりそうだ。

 五輪メンバー入りへサバイバルの意味合いもある今回の合宿。“鉄のカーテン”の中で激しいバトルが繰り広げられる。

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2012年3月29日のニュース