クラブ史上初の開幕3連敗…G大阪 監督の処遇を緊急会談

[ 2012年3月26日 06:00 ]

<G大阪・磐田>サポーターの大ブーイングの中、頭を下げるG大阪イレブン

J1第3節 G大阪1―2磐田

(3月25日 万博)
 西の雄の転落が止まらない。G大阪はホームで磐田に1―2で敗北。開幕から公式戦5連敗でクラブ史上初の開幕3連敗となった。一向に上向く気配の見られないチームに、試合後には首脳陣がジョゼ・カルロス・セホーン監督(61)の処遇に関して緊急会談を行ったとみられ、予断を許さない状況となっている。

 泥沼のG大阪が緊急事態を迎えた。開幕から公式戦5連敗となった磐田戦後、金森社長と山本強化部長ら首脳陣が緊急会議。山本強化部長は「新潟戦? セホーンが指揮を執る可能性はわずかながらにあるが、今は胸を張って勝てるとは言い切れない」と指揮官の処遇に関しての話し合いの場を持ったことを明かした。

 試合前からスタジアムは、異様なムードに包まれていた。ゴール裏には「弱すぎ」「責任問題発生中」の横断幕。17日のC大阪戦後に金森社長が言った「オレは我慢強いんだ!」というセリフを揶揄(やゆ)した「大阪人はガマン強くないんだヨ」というものまで掲げられた。サポーターの怒りも限界に達していた。

 監督の人事権を持つ金森社長は「何も話していないよ。きょうの試合について」とはぐらかしたが、山本強化部長は「セホーンがいなくなればオレもいない」。辞任を申し出た可能性もある。最終的には金森社長の判断に一任することになる。

 だが指揮官と強化部長が責任を負うだけで良いだろうか。昨年、10年間指揮を執った西野前監督が退任する時も、金森社長が人事権を握っているにもかかわらず、指揮官との話し合いを避け続けた結果、最悪の形で終止符が打たれた。仮に指揮官交代ともなれば、ドロドロの“西野退任劇”の張本人となった金森社長の責任も追求されることは免れない。G大阪が大きく揺れている。

 ≪クラブ初の開幕3連敗≫G大阪がクラブ初のシーズン開幕から3連敗。開幕からに関係なくリーグ戦3連敗は09年7月(●0―1川崎F、●1―2名古屋、●1―4清水)以来、3年ぶりのことだ。昨季まで10年間続いた西野監督時代の最多連敗は3。通算5度あったが、今回のように3連敗のうちホームで2敗したのは03年に1度あっただけだった。

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