Ｊ球宴で超豪華メンバー集結！欧州組や海外スターを招待

Ｊリーグオールスター

　今夏に東日本大震災の被災地で開催予定のＪリーグオールスター戦で、Ｊリーグ選抜の対戦相手として、東北選抜と欧州組と海外のスター選手が混成チームを結成するプランが２２日までに浮上した。関係者によると、当初は欧州のビッグクラブと対戦するプランだったが、交渉が難航しているため、代替案として調整している。

　Ｊリーグの被災地復興支援策の目玉とされるオールスターで、国内だけでなく海外からも豪華なメンバーが集結するプランが明らかになった。

　Ｊリーグ選抜と対戦する混成チームは東北選抜、欧州組、海外のスター選手の３つのカテゴリーからなる。東北選抜は東北出身のＪリーガーを中心に選出。欧州組は欧州各国のリーグに所属する日本人選手。もちろん日本代表も含まれ、所属クラブとの調整次第ではザックジャパンの主力が勢ぞろいする可能性もある。海外のスター選手についてはビッグネームを３人ほど招待する方向で調整しているという。

　Ｊリーグは当初、Ｊリーグ選抜の対戦相手として、欧州のビッグクラブを招待する方針を固めていた。昨年１２月に日本で開催されたトヨタ・クラブＷ杯を制したバルセロナなどが有力候補に挙がっていた。だが、今夏に欧州選手権（６月９日～７月１日、ウクライナとポーランドが共催）が開催される影響で、日程の調整が難航している。そのため代替案として混成チーム結成が浮上した。欧州のクラブとの調整は継続するが、いずれにせよファンにとって魅力的なカードとなる。

　開催日は７月２１日が有力で、会場は被災地のスタジアムになる。サッカー界は震災直後の昨年３月２９日に復興支援チャリティーマッチを大阪で実施。日本代表とＪリーグ選抜が対戦し、Ｊリーグ選抜の三浦知良（Ｊ２横浜ＦＣ）がゴールを決め華麗なカズダンスを披露した。今夏もそれに負けないぐらい盛り上がることは間違いない。