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G大阪完敗…今季公式戦勝ちなく泥沼の4連敗

[ 2012年3月20日 19:50 ]

アデレードに敗れ、肩を落とす(右から)遠藤、藤春、二川らG大阪イレブン

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は20日、各地で1次リーグ第2戦を行い、E組ではG大阪がアウェーでアデレード(オーストラリア)と対戦し、0-2で敗れた。G大阪は2連敗。アデレードは2連勝。G大阪は、これで今季公式戦4連敗で開幕から勝ち星がない。

 アデレードは前半17分にオウンゴールで先制。さらに前半24分にもGKが弾いたこぼれ球をミューレンが押し込み追加点。G大阪はセットプレーから2失点を喫する展開となったが、巻き返せなかった。4戦で計10失点。その半分がセットプレーからだ。「相手がハイボールが得意なのは分かっていた」と新監督の嘆きがむなしく響いた。

 遠藤をトップ下で起用する策も実らず、2戦とも無得点。気温30度…遠藤は「集中力を切らしていた」と漏らす。加地も「前ならどっしり相手をいなす感じだったが、こちらが焦って自滅している」と危機感をつのらせた。

 ▽G大阪・セホーン監督 結果は最悪だ。致命的なミスで相手に点を献上している。遠藤にもう少し自由を与えたかったが、失点後はそれが利かなくなった。

 ▽アデレード・トラニ監督 チャンスを十分に生かした。セットプレーは、うまくやれば重要になると思っていた。ビドシッチが幅広い展開をしてくれた。

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