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FC東京 蔚山とドロー…2度リードも土壇場追いつかれた

[ 2012年3月20日 15:59 ]

蔚山と引き分けに終わり、下を向き引き揚げるFC東京の羽生(22)、石川(18)ら

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は20日、各地で1次リーグの第2戦を行い、F組のFC東京は東京・国立競技場で蔚山(韓国)と対戦。終了間際の失点で2―2の引き分けに終わった。FC東京、蔚山とも1勝1分けで勝ち点4だが、FC東京が得失点差で上回っている。

 昨季までG大阪で活躍したイ・グノ、1メートル96の長身FWキム・シンウクの韓国代表コンビを中心に、立ち上がりから主導権を握った蔚山。攻撃ではイ・グノが左サイドからチャンスをつくり、守ってもMFエスティベンらが中盤でFC東京の攻撃の芽を摘む。FC東京は石川、渡辺がミドルシュートを狙ったがいずれも枠を外れた。

 劣勢のFC東京だったが前半37分、セットプレーから先制する。右CKをペナルティーエリア手前で受けた徳永が相手DFをかわし、右足でループシュート。GKの頭上を越えてゴール左に突き刺さり、FC東京が1点をリードして前半を折り返した。

 後半、イ・グノを徹底マークして蔚山の攻撃を封じるFC東京。しかし後半35分、カウンター一発で同点とされる。GKからのロングボールをJ2甲府から期限付き移籍中のFWマラニョンがつなぎ、前G大阪のMFキム・スンヨンが右足で同点弾。FC東京は3分後に羽生の左クロスを受けた梶山が右足で決めて再び勝ち越したが、同43分に再びロングボールからマラニョンに決められ、2―2で試合を終えた。

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2012年3月20日のニュース