後半３失点にピクシーため息「プレーやめてしまった」

ＦＣ東京に敗れ、引き揚げる闘莉王（４）ら名古屋イレブン

Ｊ１第２節 名古屋２―３ＦＣ東京

（3月17日 味スタ）
　王座奪回を狙う名古屋は、後半に３失点して初黒星を喫した。ストイコビッチ監督は「試合開始から１時間くらい経過した後に、選手たちはプレーをやめてしまった」とため息をついた。

　前半３６分、ケネディの縦パスでゴール前へ抜けた玉田が右隅に流し込んで先制した。だが前半は相手をシュート１本に抑える安定ぶりを見せていた守備が後半に崩れた。

　「１点でも近づきたかった」と話したＵ―２３（２３歳以下）代表の永井は、１―３の後半４２分にこぼれ球を蹴り込んで今季初得点。それでも浮かない表情で「（前半は）勝っていたのでゆっくりいこうというのがあった」と反省した。