×

G大阪背水の陣…連敗ならセホーン監督進退問題発展も

[ 2012年3月17日 06:00 ]

連敗なら進退問題に発展する可能性もあるG大阪・セホーン監督

 U―23代表の勢いはA代表の経験で止める。G大阪MF遠藤保仁(32)とDF今野泰幸(29)のザックジャパンコンビが清武、扇原、山口のC大阪中盤トリオに意地を見せ、今季初勝利を奪うことを誓った。

 「清武はA代表でも知っているし、ボランチ2人もいい選手。フリーにしたくない。自分たちが先手を取りたい。守備より攻撃の時間に重きを置きたい」。A代表歴代3位115キャップを誇る遠藤が気合を入れれば、ザックジャパンでは全19試合スタメン出場でA代表キャップ57の今野も「昨年の天皇杯でも試合をしたけど、勢いに乗れば怖い。ボールを持たせないようにしたい」と警戒心を強めた。ACL初戦を含め、2試合連続で3失点も、攻撃力でC大阪の攻撃陣を押さえつける意気込みだ。

 負ければ94年以来18年ぶりのリーグ戦開幕連敗で、セホーン監督の進退問題に発展する可能性もある。だが「勝つことでターニングポイントとしたい」と指揮官。プライドを懸けた“大阪ダービー”で、不振にあえぐ青黒軍団が浮上のキッカケをつかむ。

続きを表示

2012年3月17日のニュース