×

「チーム力」と「一体感」…関塚監督、本番へ手応え

[ 2012年3月15日 06:00 ]

<日本・バーレーン>関塚監督(左)に水シャワーを浴びせる日本イレブン

ロンドン五輪アジア最終予選 日本2-0バーレーン

(3月14日 国立競技場)
 選手たちの手で3度宙を舞った関塚監督は「本当に良かった。今は達成感に浸りたい」と目に涙を浮かべた。

 10年11月のチーム発足からの通算成績は17勝4敗。最終予選では2月5日のシリア戦に敗れて一時はC組2位に転落するなど崖っ縁に立たされたが、この日は出場停止の大迫の穴を全員で埋めるなど「チーム力」と「一体感」で五輪出場を勝ち取った。

 次の目標は68年メキシコ五輪以来のメダル獲得。「選手一人一人が予選を通して成長したことを確信している。すごく可能性を秘めた年代」と手応えを口にした。監督就任後は重圧から眠れない日もあり「代表監督になって1試合の重さをすごく感じた。これを味わったことは自分の血となり肉となる」と予選を通して自らが成長したことも強調した。

続きを表示

2012年3月15日のニュース