なでしこに続け！関塚監督「世界相手に頑張っていきたい」

＜日本・バーレーン＞後半、選手に指示を出す関塚監督

ロンドン五輪アジア最終予選Ｃ 日本２―０バーレーン

（3月14日 国立）
　“聖地”国立競技場でのアジア最終予選の最終戦を勝利で締めて勝ち点１５。自力でロンドンの五輪出場を決めた関塚監督の顔に安どの笑みが浮かんだ。「力のある選手チームを預かって…ここは最低限の通過点だけどアジアを勝ち抜くのは厳しいものがあって、まあ、ひと安心です」。

　前半は押し気味に試合を進めながら無得点。バーレーンの守りに苦しんだが「選手は粘り強く攻撃を続けてくれた。その結果が２―０という形になった」と指揮官は振り返った。

　海外組の招集が思うようにできず、故障者にも悩まされたが、指揮官が「しっかりしたベースできていた」とい“一体感”で切符をもぎ取った。５大会連続の五輪へ、関塚監督は「なでしこに続きたいと思っていたので、ここがスタートライン。今度は世界を相手に頑張っていきたい」と表情を引き締めた。